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ユース観戦記


<2002年>

9月22日 Jユースカップ予選Bグループ ベガルタ仙台ユース−横浜F・マリノスユース
7月28日 日本クラブユース選手権Dグループ ベガルタ仙台ユース−京都サンガユース

<2001年>

11月4日 Jユースカップ予選Cグループ 浦和レッズユース−ベガルタ仙台ユース
9月23日 Jユースカップ予選Cグループ 柏レイソルユース−ベガルタ仙台ユース
9月9日 Jユースカップ予選Cグループ ベガルタ仙台ユース−ヴェルディユース
7月8日 天皇杯宮城県予選3回戦 ベガルタ仙台ユース−東北福祉大学

JユースカップBグループ(2002年9月22日:泉パークタウン)
ベガルタ仙台ユース0−3横浜F・マリノスユース
       前半0−0
       後半0−3

(得点者)
(横)49分保崎、51分杉山、59分神田

(警告)
(仙)40分大塚、44分岡田

(メンバー)
(ベガルタ仙台ユース)
GK:1土屋幸治、DF:3伊藤健二、7佐々木浩司、19鈴木健吾、5岡田尚
MF:14大塚達也、11小島修人、9鎌田直希、2阿部文宣、FW:10大久保剛志、13高橋正人
リザーブ:GK:22伊藤貴伸、DF:15斉藤翔、23亀井聡一郎、MF:6細渕隼、8大河内康伸、18石井翼、FW:24小山大輝

−−−−−−高橋−−大久保−−−−−
   (→62分大河内)
−−阿部−−小島−−小島−−大塚−−
           (→82分小山)
−−岡田−−鈴木−佐々木浩−伊藤健−
(→82分斉藤)
−−−−−−−−土屋−−−−−−−−


(横浜F・マリノスユース)
GK:1渡辺彰宏、DF:24天野竜平、2加藤広樹、5丹羽竜平、19四十万拓
MF:10鈴木健太、12今田傑、20坂井洋平、7神田和樹、FW:4保崎淳、18杉山弥史
リザーブ:GK:16飯倉大樹、DF:22奥山雅之、25田中祐介、MF:13北島佑輔、15村山泰崇、FW:9荒井信哉、11村岡樹里

−−−−−−保崎−−杉山−−−−−−
  (→80分北島)(→60分村岡)
−−神田−−坂井−−今田−−鈴木−−
   (→80分村山)
−−四十万−丹羽−−加藤−−天野−−
        (→79分荒井)
−−−−−−−−渡辺−−−−−−−−

 試合前、軽く雨が降ってスリッピーなピッチで試合が始まりました。横浜、仙台共に国体組は既に敗退していたもののお休み。

 序盤は地力に優る横浜が攻め立てます。3分保崎が左サイドからシュート、19分フリーキックから丹羽がシュート、21分杉山が3人に囲まれながらもシュート、と積極的に攻めますが仙台GK土屋の落ち着いた処理で事なきを得ます。仙台最初のチャンスは26分、左サイドに開いた高橋からペナルティエリア中央の大久保にパス、大久保シュートもGK渡辺にはじかれますが、もう一度こぼれ球をシュート。これはゴール右にそれます。その後はやや仙台が攻め立てる時間が出てきます。31分小島のフリーキックはゴール右にそれます。32分、阿部がドリブル突破からシュート、これはGK正面。35分高橋が右サイド大塚に渡して、大塚クロス、高橋が中に飛び込んでヘディングシュート!これはGK渡辺がパンチングで防ぎます。前半は地力で優る横浜を粘り強い守備とカウンター攻撃でいらつかせるプラン通りの展開ができ、スコアレスで終えます。

 しかし、後半の立ち上がり、集中していない時間帯に仙台はやられてしまいます。49分左サイドからのクロスに保崎が合わせてゴール左隅にシュートを決めて横浜先制。ショックが抜けきらない51分、杉山がラインの裏に抜け出し、GKと1対1を落ち着いて決めて横浜2点目。更に59分杉山の左サイドからのクロスに神田が合わせて横浜3点目。勝負はあっけなく決まってしまいました。仙台はその後、1年生や中学3年生の選手を投入し、経験を積ませることに。斉藤、大河内、小山はフィジカルでは劣るもののよく頑張り、後半ロスタイムには斉藤が小島につなぎ、小島が右にサイドチェンジ。小山が阿部に預け、阿部シュート!もDFにはじかれるという好機を演出しました。結局0−3で破れはしましたが、1年生、中学3年生といった今後の仙台ユースを担う人材がよく頑張った試合だったと思います。

 横浜F・マリノスユースは関東U−18リーグでも好成績を残している強豪チームであり、1軍半メンバといえどもフィジカルと技術は仙台ユースとは明らかな差がありました。ですから主力2人を欠いた状態での敗戦はいたしかたありません。むしろ前半まではほぼ互角の戦いができたことを誉めるべきでしょう。仙台ユースの選手達には全国のトップレベルチームの選手のプレーを肌で感じることで成長してほしいと思います。


日本クラブユース選手権Dグループ(2002年7月28日:Jヴィレッジグラウンド2)
ベガルタ仙台ユース0−2京都サンガユース
       前半0−0
       後半0−2

(得点者)
(京)54分桜井、58分森本

(警告)
(仙)20分庄司、26分岡田、32分小島、68分庄司(→退場)
(京)70分六井?

(メンバー)
(ベガルタ仙台ユース)
GK:1土屋幸治、DF:7佐々木浩司、25庄司祐貴、19鈴木健吾、5岡田尚
MF:8佐々木茂文、11小島修人、14大塚達也、9鎌田直希、FW:2阿部文宣、17千葉逸人
リザーブ:GK:?、DF:4川浪健二、MF:6細渕隼、FW:3長谷川壮太、10大久保剛志

−−−−−千葉逸−−阿部−−−−−−
   (→78分長谷川)
−−−−鎌田−−−−−−大塚−−−−
 (→63分大久保) (→75分細渕)
−−−−−−小島−佐々木茂−−−−−

−−岡田−−鈴木−−庄司−佐々木浩−
       (→68分退場)(→63分川浪)
−−−−−−−−土屋−−−−−−−−


(京都サンガユース)
GK:1横井元貴、DF:2山領真都、3大竹口明大、4六井洋平、5東隆志
MF:15永田亮太、8六車拓也、6桑野裕二、20鄭柱碩、FW:10桜井鍾吾、11森本洋平
リザーブ:GK:?、DF:12松本祐輝、MF:7吉田幸司、17坂口武、FW:22松田直樹
−−−−−−森本−−桜井−−−−−−
   (→72分松田)
−−−−−−−−鄭−−−−−−−−−
      (→65分坂口)
−−−−桑野−−六車−−永田−−−−
 (→79分吉田)
−−東−−−六井−−大竹口−山領−−
            (→79分松本)
−−−−−−−−横井−−−−−−−−

 雲は多いものの好天に恵まれたJヴィレッジで京都サンガユース戦が行われました。前半は遠征疲れからか慎重にゲームを進めた京都に対し、仙台が再三積極的な攻撃を仕掛けます。特にサイドの選手のオーバーラップが目立ちました。FWの阿部もキープ力があり、チャンスを作ります。ディフェンス陣は昨年よりもフィジカルがずっと強くなりました。庄司、鈴木の体格は昨年よりも一回り大きくなった感があり、当たり負けしなくなっていました。双方、決定機はあまりありませんでしたが、前半は強豪京都相手に互角とも言える戦いを見せ、0−0で折り返します。

 後半に入ると、仙台の選手のスタミナが少し切れたのか、中盤で選手をフリーにし、ゴール前まで攻撃を仕掛けられてしまう場面が多くなります。そして54分、京都のボランチ六車が右サイドから放ったFKに桜井がヘディングで合わせて京都先制。これで意気消沈したのか、58分フリーになった六車が右サイドに開いて正確なクロスを上げ、今度は森本にヘディングシュートを決められてしまいます。仙台は大久保らを投入し、チャンスを作ろうとしますが、ロングボール頼みの展開となってしまい、決定機を作れず、そのまま2−0で敗戦しました。

 負けたのは残念でしたが、昨年度よりフィジカルの強さ、ボールキープ力がずっと増しています。また、チームのまとまりも昨年に比べてずっと向上していると思います。フィニッシュまで持ち込むのはまだ厳しいのですが、チャンスは作れるようになってきました。あとはスタミナさえつけば、他のユースチームとも互角の戦いが出来ると思います。今大会は強豪がひしめくブロックになってしまい、厳しいのですが、自信を持ってプレーをしてもらいたいと思います。


Jユースカップ予選Cグループ(2001年11月4日:東京農業大グラウンド)
浦和レッズユース4−0ベガルタ仙台ユース
      前半3−0
      後半1−0

(得点者)
(浦)8分田辺、20分、43分小林、72分旗手

(警告)
(浦)79分川鍋
(仙)54分斎藤、78分小島

(メンバー)
(浦和レッズユース)
GK:1加藤順大、DF:2稲垣貴之、4川鍋良祐、6大場康弘
MF:7戸村大、3中川直樹、5旗手真也、10田辺拓、8鈴木崇也、FW9乙部俊輔、11小林陽介
リザーブ:GK:16古俣辰樹、DF:12押野宏典、MF:13峯岸佑輔、14橋本卓、15小助川慶太、17荒深翔
−−−−−−小林−−乙部−−−−−−
        (→74分峯岸)
−−−−−−−−鈴木−−−−−−−−

田辺−−−−旗手−−中川−−−−戸村
              (→57分小助川)
−−−−大場−−川鍋−−稲垣−−−−

−−−−−−−−加藤−−−−−−−−

(ベガルタ仙台ユース)
GK:22高橋秀明、DF:25庄司祐貴、3佐藤優、18鈴木翔太、
MF:16斎藤政之、20岡田尚、15大森亮、2小島修人、6西洋祐、FW:10阿部文宣、12鈴木健吾
リザーブ:GK:21村上将平、DF:4川浪健二、MF:5細渕隼、7大塚達也、8佐々木茂文、9三浦巧太、FW:13武山英俊
−−−−−鈴木健−−阿部−−−−−−
        (→35分武山)
−−−−−−−−西−−−−−−−−−

小島−−−−岡田−−大森−−−−斎藤
    (→31分佐々木)  (→73分川浪)
−−−鈴木翔−−佐藤−−庄司−−−−
     (→81分三浦)(→77分細渕)
−−−−−−−−高橋−−−−−−−−

(川浪投入後)
−−−−−鈴木健−−武山−−−−−−
−−−−−−−−西−−−−−−−−−
小島−−−佐々木−−大森−−−−庄司
−−−鈴木翔−−佐藤−−川浪−−−−
−−−−−−−−高橋−−−−−−−−
(細渕投入後)
−−−−−−−−西−−−−−−−−−
−−−−小島−−細渕−−武山−−−−
−−−−−佐々木−−大森−−−−−−
−鈴木翔−−佐藤−−川浪−−鈴木健−
−−−−−−−−高橋−−−−−−−−
(三浦投入後)
−−−−−−−−西−−−−−−−−−
−−−−小島−−細渕−−武山−−−−
−−−−−佐々木−−三浦−−−−−−
−鈴木翔−−川浪−−大森−−鈴木健−
−−−−−−−−高橋−−−−−−−−


 晴天に恵まれた東京農大グラウンドにてレッズユース戦が行われました。晴天とはいえ、強風吹き荒ぶ悪環境の中での試合となりました。前半立ち上がりからベガルタは攻勢に転じます。2分に小島のクロスから好機を得たり、5分には西が2人のDFをかわしてシュートを放ったり、とチャンスを作ります。しかし、この後不運なアクシデントが起こります。8分レッズのコーナーキック。田辺の蹴ったコーナーキックは強風にあおられ、ベガルタGK高橋の頭上を越えゴールに吸い込まれてしまいます。あまりにも不運な失点により意気消沈したのか、ベガルタはリズムを作れなくなってしまいます。ズルズルとラインが下がり、中盤はパスミス連発。特に岡田は後ろにポジションを取りすぎてスペースを作ってしまい、ボールを奪ってもパスミス連発とパッとしない出来。18分に放ったミドルシュートも威力がありません。そして20分GK高橋が痛恨のゴールキックミスを犯し、レッズの中盤に拾われると、右サイドの戸村に渡り、戸村のクロスは小林のヘッドを正確に捉え、小林がどんぴしゃりのヘディングシュートを決めてレッズ2点目。ベガルタはミスから自滅してしまいます。業を煮やした高峯監督は動きの悪い岡田をすぐに諦め、31分佐々木投入。更にボールをもらおうと後ろに行きすぎて全くチャンスメイクできなかった阿部に代えて35分武山を投入。これで守備をいくらか落ち着かせようとします。しかし43分、レッズ戸村のコーナーキックを中川がポストで落とし、小林がまたもヘディングシュートで3−0。前半でほぼ試合は決まってしまいました。

前半の決定機
(◎…得点になったシュート、○…枠内のシュート、×…枠外のシュート、M…ミドル、H…ヘッド、CK…コーナーキック、FK…フリーキック)
レッズ 10CK◎ 11H◎ 7FK○ 8× 11H◎
ベガルタ 6○ 20M× 8M×


 後半開始すると、ベガルタは攻勢に転じます。西、小島が積極的に攻撃を組み立てるようになり、鈴木翔太や斎藤も積極的に攻撃を仕掛け、徐々に押し込む場面が増えてきます。鈴木健吾も前半とはうってかわって積極的にゴールを狙うようになります。しかし、体が大きいレッズディフェンス陣の前にフィジカルで負けてしまい、なかなかゴールを奪えません。攻めてはいるものの波状攻撃は皆無で、全て単発の攻撃に終始してしまうのです。そんな中、レッズはベガルタが上げ始めたディフェンスラインの裏を狙うようになり、72分ラインの裏へ抜け出した田辺が豪快にシュートし、4−0と更に点差は離れてしまいます。ベガルタはこの後、西を1トップとする4−5−1布陣に切り替え、攻撃的に試合を進めますが、ことごとく浦和レッズディフェンスの網に引っかかってしまい、万事休す。このまま試合は終了し、レッズがベガルタに貫禄勝ちを収めました。

後半の決定機
レッズ 11M× 15× 4H○ 5M◎ 3M×
ベガルタ 25×(上バー) 6M× 12× 12○ 


選手の評価
後日掲載。


Jユースカップ予選Cグループ(2001年9月23日:あけぼの山農業公園)
柏レイソルユース3−0ベガルタ仙台ユース
      前半2−0
      後半1−0

(得点者)
(柏)24分菅沼、31分多田、46分宇野沢(PK)

(警告)
(仙)45分高橋、57分西

(メンバー)
(柏レイソルユース)
GK:1蓮沼広樹、DF:3鈴木基悦、4近藤直也、8櫻田征治、20須賀健太
MF:15石原潤、7東山裕太、11菅沼実、10大谷秀和、FW9宇野沢祐次、13多田源郎
リザーブ:16工藤尚人、18石川直樹、25加藤健太、6佐藤雄一、14内藤敦嗣、2冨田昇太、24大峡浩
−−−−−宇野沢−−多田−−−−−−
  (→83分大峡)
−−−−−−−−菅沼−−−−−−−−

−−東山−−−−−−−−−−大谷−−
(→52分下地)     (→59分中島)
−−−−−−−−石原−−−−−−−−
      (→75分佐藤)
−−鈴木−−須賀−−近藤−−櫻田−−
(→80分石川)(→87分冨田)
−−−−−−−−蓮沼−−−−−−−−

(ベガルタ仙台ユース)
GK:22高橋秀明、DF:4川浪健二、16斎藤政之、18鈴木翔太、
MF:6西洋祐、2小島修人、8佐々木茂文、20岡田尚、13武山英俊、FW:9三浦巧太、10阿部文宣
リザーブ:21村上将平、12鈴木健吾、17嶺村明彦、25庄司祐貴、5細渕隼、7大塚達也、11小田拓哉
−−−−−−阿部−−三浦−−−−−−
  (→60分小田)(→45分鈴木健)
−−−−−−−−西−−−−−−−−−

小島−−−佐々木−−岡田−−−−武山
(→85分大塚) (→86分細渕)(→60分庄司)
−−−鈴木翔−−斎藤−−川浪−−−−

−−−−−−−−高橋−−−−−−−−


 爽やかな晴天に恵まれたあけぼの山農業公園にて、レイソルユース戦が行われました。ベガルタユースは佐藤、大森、浅野の主力3人を欠く苦しい布陣。斎藤をリベロに置き、FWの武山を右WBに回し、ボランチには岡田を抜擢しました。立ち上がりは中盤が積極的にプレッシャーを欠け、動きの鈍かったレイソルユースに揺さぶりをかけます。4分には三浦がドリブルでゴール右まで上がりシュートを放つ場面があり、13分には西が前線でボールをキープし、佐々木が飛び込んでシュートを放つなど、いくつか決定機を作りました。

 しかしベガルタユースもどこかおかしい。足下でボールを受けがちで自分からボールをもらいに行かず、リスクチャレンジをしない西に対し、高峯監督が怒り、ラインの裏へ飛び込むように指示を出します。

 立ち上がりこそ苦しんだレイソルユースでしたが、徐々に足下の技術の巧さを見せ始め、だんだんと中盤を支配していくようになります。20分を過ぎると、ベガルタのボランチ、佐々木と岡田の運動量が目に見えて落ち始め、焦ってミスを連発し、レイソルユースが圧倒的にボールを支配し出します。そして24分、東山のクロスに多田がヘッドで合わせシュート。これはクロスバーに当たりますが、バーに当たったボールはフリーとなっていた菅沼の下へ飛び込み、菅沼が落ち着いてゴールを決めて先制します。更に31分宇野沢がクロスバーに当たるシュートを放ち、そこにフリーで詰めていた多田がゴールを決めて2点目を得ます。

 ベガルタユースはこれで完全に意気消沈したのか、パスミスを連発。高峯監督のイライラは頂点に達し、選手を怒鳴りつける場面が多くなります。せっかく攻撃に移っても前線の選手が全くボールキープできないので、シュートまで行くことすらままならない状況となります。前半は柏ペースで前半終了。

前半の決定機
(◎…得点になったシュート、○…枠内のシュート、×…枠外のシュート、M…ミドル、H…ヘッド)
レイソル 10H× 11◎ 13◎
ベガルタ 9× 8× 9○ 16M○ 10×


 後半開始直後にベガルタはボールキープのできない三浦に代えて、鈴木健吾を投入します。しかし、この交代策を全く無意味にする出来事が起こってしまいます。後半開始直後、ベガルタゴールキーパー高橋が、レイソルFWの選手をペナルティエリア内で足をつかんで倒してしまい、PKを与えてしまいます。高橋は勿論イエローカード。このPKを宇野沢が落ち着いて決めて3点目。勝負はこれで決まってしまいました。

 その後何とか点を獲りたいベガルタユースはボールキープがしっかりでき、スピードもある鈴木健吾をうまく使って攻撃を組み立てようとします。9分には岡田がミドルレンジから前線中に入れたボールを鈴木健吾が受け、うまくキープして阿部へ。そして阿部がシュート、というシーンがありました。得点にこそならなかったものの鈴木健吾がポスト役になった良いプレーでした。

 更に攻撃面でアクセントをつけようと、60分に高峯監督は選手を二人交代させます。武山に代えて庄司。阿部に代えて小田。この交代策、庄司は積極的に右サイドを上がろうと心がけていて当たりだったのですが、小田に関してはポスト役として今ひとつ機能せず。

 ディフェンス面でもボランチとDFラインの連携が不十分で決定的なピンチを何度も招いてしまいました。

 結局、後半は終始レイソルユースがボールを支配し、ベガルタユースは全く良いところを出せずに試合終了。3−0というスコア以上の惨敗になってしまいました。

後半の決定機
レイソル 9◎(PK)、11×、7×、8×、9×、24×
ベガルタ 10×、6H×、6H○


Jユースカップ予選Cグループ(2001年9月9日:宮城県サッカー場)
ベガルタ仙台ユース2−3ヴェルディユース
       前半0−2
       後半2−1

(得点者)
(仙)53分小島、88分鈴木翔
(ヴ)前半に北脇2得点(移動中だった為、時間不明)、71分一柳

(退場)
(仙)64分川浪
(ヴ)89分北脇

(メンバー)
(ベガルタ仙台ユース)
GK:22高橋秀明、DF:4川浪健二、2小島修人、3佐藤優、18鈴木翔太、
MF:16斉藤政之、8佐々木茂文、15大森亮、13武山英俊、FW:6西洋祐、12鈴木健吾
リザーブ:21村上、17嶺村明彦、25庄司祐貴、20岡田尚、9三浦巧太、10阿部文宣、11小田拓哉
−−−−−−鈴木健−武山−−−−−−
  (→71分小田)(→73分庄司)
−−−−−−−−西−−−−−−−−−
      (→85分阿部)
小島−−−−大森−佐々木−−−−斉藤
        (→75分岡田)          
−−−−鈴木翔−佐藤優−川浪−−−−
           (→64分退場)
−−−−−−−−高橋−−−−−−−ー

(ヴェルディユース)
GK:1菅野、DF:2一柳、3向山、4保谷、6小沢
MF:8谷内、5小野、7白山、10ブルーノ・ルイス・イナーハ、F15大木、9北脇
リザーブ:12本間、11中野、13和田、14下地、16中島
−−−−−−大木−−北脇−−−−−−
  (→70分中野)(→89分退場)
−ブルーノ−白山−−小野−−谷内−−
(→52分下地)     (→59分中島)
−−小沢−−保谷−−向山−−一柳−−

−−−−−−−−菅野−−−−−−−−


 岩沼からの移動があった為、前半30分頃からの観戦に。既にヴェルディユースは北脇のゴールで1点先制していたところ。到着直後に北脇にもう1点決められて2−0になってしまっていたところでした。ベガルタユースはヴェルディのテクニックの前に手こずりなかなかチャンスをつかめず前半が終了します。

 後半に入ると、徐々にベガルタユースが攻勢に転じます。47分、西のシュートはヴェルディユース菅野がはじいて、後ろに下がってやっとキャッチ。ゴールにも見えましたが、ゴールキックの判定。50分には西、武山、西がヘディングワンツーでゴールを狙いますが、得点ならず。そして53分でした。相手ファールにより、PAぎりぎりの中央付近で得たFKのチャンス。西と小島がキッカーのポジションにつきます。FKを蹴ったのは小島。小島の放ったキックは柔らかな弾道を描き、ゴール左隅へと飛び込む芸術的なゴールで1点差に追いつきます。

 これで押せ押せかと思いきや、さすがはヴェルディ。62分北脇がゴールキーパー高橋をかわして無人のゴールにシュートしますがポストに当たりゴールならず。64分、試合の流れを変える出来事が起こります。川浪が途中出場の中島を後ろから倒し、レッドカード一発退場。10人になったベガルタは次第に防戦一方となり、苦しくなります。斉藤をセンターバックに回す苦しい布陣に。どうにか持ちこたえていましたが、71分、下地のコーナーキックを小野がヘディングでつなぎ、一柳がヘディングシュート。これが決まって3−1。

 この失点でかえって重しが取れたのか、ベガルタユースも再び徐々にチャンスを作っていきます。テクニックを誇るヴェルディ相手に中盤ではほぼ互角の戦いをしていました。そして小島のプレースキックはキレまくり。あわやというシーンの連発で宮城県サッカー場は大いに盛り上がります。そして88分、小島のコーナーキックを鈴木翔太がヘッドで合わせ2点目。怒濤の反撃を見せます。この勢いにヴェルディもひるんだのか、この日2ゴールを上げた北脇がイエロー2枚で退場してしまいます。試合終了直前に斉藤が放ったロングシュートはヴェルディGK菅野のナイスパンチングでゴールならず。

 そのまま2−3でヴェルディユースが勝利しました。ベガルタユース、負けはしたものの10人で必死の戦いを見せてくれました。勝ち点を上げることすら苦しいグループに入りましたが、今後に希望の見える敗戦でした。来週のジュビロユース戦も苦しい戦いになるでしょうが、頑張ってほしいものです。


天皇杯宮城県予選3回戦(2001年7月8日)

第1試合:東北福祉大0−3ベガルタ仙台U−18
        前半0−0
        後半0−3
(40分ハーフ。以下時間は推定。)

会場:名取スポーツパーク(通称ナスパ)愛島陸上競技場サブグラウンド(土のグラウンドです)

得点者:(仙台Y)60分阿部、73分、79分西

メンバー:
(東北福祉大)
GK:1山口良弘、DF:15下山政樹、22真山寛朗、5西崎正樹、18安西秀律、
MF:3加藤芳樹、14佐藤貴史、17高橋俊之、4吉川毅、12柳沼里史、FW:7中沢宏光
リザーブ:6榊晶徳、11鵜川敦、9古俣元基、20小野寺哲
布陣は省略(4−4−2)
途中交代40分柳沼→鵜川

(ベガルタ仙台U−18)
GK:22高橋秀明、DF:2小島修人、3佐藤優、7大塚達也、12鈴木健吾
MF:6西洋祐(キャプテン)、14浅野真市、15大森亮、18鈴木翔太、FW:10阿部文宣、13武山英俊
リザーブ:1田中圭祐、4川浪健二、16斉藤政之、17嶺村明彦、19篠原光慶、23長谷川壮太、25庄司祐貴
−−−−−−武山−−阿部−−−−−−
−−−−−−−−西−−−−−−−−−
−−−−大森−−−−−−浅野−−−−
−−−−−−−−小島−−−−−−−−
−−大塚−−鈴木翔−佐藤−鈴木健−−
−−−−−−−−高橋−−−−−−−−

途中交代55分大塚→川浪
−−−−−−武山−−阿部−−−−−−
−−−−−−−−西−−−−−−−−−
−−−−大森−−−−−−川浪−−−−
−−−−−−−−小島−−−−−−−−
−−浅野−−鈴木翔−佐藤−鈴木健−−
−−−−−−−−高橋−−−−−−−−

75分浅野→斉藤
−−−−−−武山−−阿部−−−−−−
−−−−−−−−西−−−−−−−−−
−−−−大森−−−−−−川浪−−−−
−−−−−−−−佐藤−−−−−−−−
−−小島−−鈴木翔−斉藤−鈴木健−−
−−−−−−−−高橋−−−−−−−−


試合寸評:
 2年ぶりに観戦したベガルタユース。2年前1年生ながらボランチとして先発出場し、卓越したパスセンスと恵まれた体格を活かして一人異彩を放っていた西洋祐は3年生となり、キャプテンマークを巻いていました。そしてポジションはボランチからトップ下へと変わっていました。

 相手は大学生とはいえ、腕時計をして試合に出ようとしたり、ユニフォームの番号を間違えてビニールテープで6番を3番に直していたり、サブゴールキーパーがいなかったり、という同好会的色彩の強いチーム。よってベガルタユースが圧倒的にボールを支配しますが、前半は、西がボールを持つとチャンスが生まれ、右に流れて正確なクロスを放ち、大きな決定機を2度ほど作り出していました。しかし結局前半は得点できず。

 後半に入ると、福祉大も点が取りたいため、強引な突破やカウンターを仕掛けようとしますが、鈴木翔太を軸とするディフェンスラインは終始落ち着いて対応し、事なきを得ます。ベガルタユースは西が前半より精力的に動くようになり、次々と決定機を作り出すようになりました。そして60分、前がかりになった福祉大ディフェンスラインの裏へ阿部が走り込み、GKと一対一。これを落ち着いて決めてベガルタユース先制。更に73分、福祉大ゴールキーパーがペナルティエリアを飛び出しクリアしようとしたところ、キックミスとなり、ボールは西の元へ。西は相手ゴールキーパーをおちょくるようにゆる〜いボールをゴールに流し込んで2−0。ロスタイムには途中交代で入った川浪が右サイドから正確なクロスを放ったところに、西が飛び込み、ダイレクトでシュート。だめ押しとなる3点目を叩き出し、勝負あり。3−0でベガルタユースの勝利となりました。

 全体的にうまいなと思う選手が2年前より増えました。個人技の伸びは素晴らしいものがあります。しかし、まだチームとして固まりきっていないような気がします。クラブユース選手権を前にして、不安の募る出来ではあります。守備は非常に組織的で堅いのですが、2トップが迫力不足。あと、西の出来によってチームの出来が左右されてしまうというのも心配です。


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